今回のコロナウィルス禍で当ブログの読者の方のなかにも、勤務先から突然「テレワーク」を言い渡され、戸惑っている方がいらっしゃるかもしれません。
在宅&テレワーク歴20年超
私の仕事のうち「インタビュー」「講義」は対面でないと成立しないことが多いのですが、それ以外の調べたり、構想を練ったり、資料を読み込んだり、原稿を書いたり‥‥といった仕事を行うのはほぼ自宅内の事務所。
そこで、在宅&テレワーク歴20年超のわたくしが、生産性を上げるためにやっていることを、ちょこっと紹介したいと思います。
なお、個人事務所のため、勤務先への「報連相」的な義務はなし、ZOOMやSkypeを使った社内テレカンもなし(外部への取材はあります)。なので、コミュニケーションについては語れることはなく、時間管理についてだけなのですが、どなたかのご参考になればいいなあ。
いちおうファッションブログですので、まずは昨日のコーデを。
↓ 1日中自宅内事務所で仕事という巣ごもり日のお仕事服です。
◆スカート/ユニクロ イネス レーヨンフレアロングスカート ネイビー XS
◆羽織り/PLST ハイツイストコットンワイドリブロングカーディガン オフホワイト
◆靴/OPAQUE.clip バレエシューズ ホワイト
生産性をあげるためにやってきた5つのこと
お仕事大好きな私にとっての在宅ワークの一番の課題は、エンドレスで仕事をしてしまうこと。事務所を立ち上げた当初は、休憩もとらず朝から晩まで座りっぱなしで長時間労働をしていました。仕事はいくらでもあり、やればやっただけ個人事務所の売り上げになるので歯止めがきかなかったのです。私は不健康で家族は不幸でした、たぶん。
でも、そうやってダラダラと長時間仕事をすればいい仕事ができるか、と言うとそうではありません。気がついたら、かけた時間のわりに生産性が上がっていなかったり、アウトプットのできばえがイマイチだったり。
仕事時間とそうでない時間のメリハリをつけて、休むときは休む、仕事をするときは集中して仕事をするようにしないといけないと、ようやく悟ったのでした。
でも、これがなかなかできないんですよねー。「メリハリをつけよう」という心がけだけではどうにもならない。そこで、つけられないメリハリを無理につけるために自分で何となく決めてきたルールがしたの5つです。
② 自分の中で定時を決めること
③ 休憩時間を決めること
④ 家事を合間にやらないこと
⑤ 作業はルーティーンに落とし込むこと
① ちゃんと装うこと
外出予定のない1日中在宅ワークの日であっても、打ち合わせに出かけられる程度の仕事服を必ず着ること。スーツを着るとかジャケット着用ということではないです。ゆったりと締め付けがなく動きやすいことも大切。そのうえで、誰かと会って仕事の話をすることになってもとりあえずOKな程度にちゃんと装うことをルールにしました。こうすることで、着替えただけで「仕事モード」に入ることができます。
↓ この日はカットソーにジャージーのロングスカート。これでOK
私の仕事は、基本カジュアルOKなのでデニムもありです。ただ、よれよれのデニムではなく外へ出してもおかしくないデニムにはするようにしています。
それから、簡単なメイクをすること、アクセサリーをつけること。これはスイッチの切り替えにはものすごく有効です。そして、夜のメイク落としが終業のベル!
↓ 見えていませんが、ペンダントのほかにイヤリングをつけています。
羽織りは、白のロングカーデ。いかにも汚れそうなものを身につけていますが、ブルーとネイビーの上に羽織るならやはりコレだよね、と思ったらそれを着る。誰にも会わなくても自分のためにそれを着る。
私はおしゃれが好きなので、自分の着たいものを着ているほうが、シャキッとして仕事の能率が断然あがるのです。
人によってはデスクまわりの調度品だったり文房具だったりが、気分をあげるキーポイントになるのかもしれませんね。
気分をあげて仕事モードに切り替えてくれるなにか、これがあるとないとでは大違いです!
② 自分の中で定時を決めること
わが家のリビングリームから、事務所までは数十秒ですが、定時出勤を心がけています。
実は、これ自分では意識していなかったんです。ある土曜日の朝(土曜日は出勤日にしています)、家族のいるリビングルームを出て、事務所に行くとき「いってきます」と家族に毎回言っていることを、夫に指摘されました。で、ああそうか、私の心のなかでは「出勤」なんだ、と気づきました。
終業時間も実は決めてあるのですが、多忙につきこちらは守れないことが多し。夕食のあと事務所に戻って来て仕事をしなくてはならなくなったら、これが、私の中では「残業」です。
なので、「できるだけ残業はしないようにしよう」とか、「今日は家族全員帰りが遅くなるから、今日のうちに残業して仕事をできるだけ進めておこう」などと考えるようになりました。これだけで、ダラダラ仕事にちょっとだけ歯止めがかかるように思えます。
③ 休憩時間を決めること
朝食、昼食、夕食の時間を決めて、できるだけ守るようにしています。私は何かに夢中になると、食欲がぱったりとなくなってしまい、とくに自分1人の昼食はどうでもよくなってしまうのですね。なので、決めておかないとお昼抜きになってしまう。事実、最初の10年くらいは昼食というものを食べませんでした。
今も入稿直前だったりすると、作る時間がどうにもとれず、「今日はスイーツと紅茶だけ」なーんてことも。まあ、これはよしとしておこう。
昼休みの1時間に、親に電話をしたり、仕事以外のメールを書いたり、生協の注文をしたり、美顔器でお肌の手入れをしたり。ネットでお洋服を買ってしまいがちな魔の時間でもあります。
④ 家事を合間にやらないこと
家事は苦手ですがけっして嫌いではないので、ついついいろいろとやりたくなってしまうのですよね。コーヒーをいれにキッチンに入ると、そこであちこち片付けたり何か夕食のためのものを作りたくなってしまう。
それから、原稿が煮つまっていると、なぜか無性に鍋磨きがしたくなるという習性もありまして。
でも、これが在宅ワークの一番の敵だと気づいてからは、とにかく手を出さないことに決めました。ちゃっちゃと片付けられるならよいのですが、それほど家事能力が高くないため、気づいたら数時間たっていた、なんてことになるのでねー。
あ、唯一やるのは、突然雨が降ってきたときに洗濯物を取り込む。これはやりますね。これだけかな。
⑤ 作業はルーティーンに落とし込むこと
このとこのコロナの件で激減しているものの、通常は外に出ることの多い仕事です。帰ってきてのんびりしていると、あっという間に時間がすぎてしまうんですよねー。
なので、事務所に戻ってきたら何と何と何をどの順番でするか、などはルーティーン化してもう機械的にやるようにしています。
考えることの多い仕事ではありますが、案外作業的なこともあって、それは頭を使わなくても出来るくらい習慣化して、いやおうなくやる。◯時には必ずパソコンの前にすわって◯◯をチェックする、などなど。
小さなことなのですが、無理矢理ルーティーン化してしまったことで、生産性がちょっとは高まったような気がします。
私は自分に甘くて、ダラダラを許すと止めどもなくダラダラになるので必要だったのかもしれません。
偉そうにいろいろ書いてきましたが、 仕事で調べ物をしていたはずが気になる食材のレシピを調べていたとか、何時間も夏の旅行の宿を検索しまくってしまったとか。そんなことはしょっちゅうで、「ルール」というほどには守れていないのが実状だということを、そっと付け加えておきますねー。
このロングカーディガン現在PLSTでセール中。春夏用のカーディガンにしては重いので、人気がないのかと思われますが、高級感のあるいいお品物です。貼り付けておきますねー。
こんなブログを毎日書いているワタクシの自己紹介はこちら。
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