外での仕事が近場での打ち合わせだけだったこの日は、オーバーサイズトップスを使ったカジュアルなお仕事コーデ。日に日に秋が深まりゆく10月は、おしゃれが楽しくて楽しくてしかたがなくなっちゃうhirariです。みなさま、いかがお過ごしですか?
ブラウン
◆パンツ/ユニクロU コットンサテンワイドテーパードパンツ 30NATURAL 55
◆靴/ソフィアコレクション
◆バッグ/BEAMSで購入
アラカン女性の半数は「ちびっこ」
わたくしの身長は153cm。日本人の成人女性としてはかなり小柄な部類に入ります。
でもでもね、同世代だけで比べれば、ほぼ中央値。
ということは、アラカン女性の半分は、既製服を着るたびに「丈が長すぎる!」というわたくしと同じ“ちびっこの悲しみ”を抱えていることになります😭😭😭
で、みなさま、困っていませんか? ここ数年のオーバーサイズシルエットの流行。
(※画像はbergereinrock.wordpress.comからお借りしました)
リラックス感のあるオーバーサイズのトップス、いいですよねー。たとえボトムがいつものパンツであっても、トップスがオーバーサイズシルエットなら、抜け感のある「今旬」な装いになる、はず。
ところが、わたくしたちちびっこが普通に着ると、そうはいきません。
着丈が長いだけでなく、身幅もダブダブ、袖口からは指先さえ見えやしない。ドロップショルダーは、カッコいいんですけどね、あらあら、アームホールの位置が肘近くまで大接近。
はい、我々ちびっこが普通に着れば間違いなく「着られちゃってる感」半端ない装いになります😭😭😭
↓ 実例:「着られちゃってる感」半端ない装い
これじゃあ家事も仕事もできやしない
「着られちゃっている感」が悪いか? いえいえそんなことはありませんわよ。
たとえば、こちら。
↓ 「着られちゃって」ますよね。けど、かわいいわー。
これは、カレシのニットを借りて着ちゃった風情ですなあ。わたくしがコレをやると、お腹が出てきた夫のニットを借りて着ちゃった風になるのかしら。いやいや、デカすぎるニットで着ぶくれたただのオバチャンか。
んなもん、誰が借りるかって、話ですよね。
というわけで、この着こなしは、わたくし的にはちょっと難しそう。
では、こちらはいかがかしら。
↓「着られちゃっている感」をあえて演出してますね。
うわーん、かわいい❤❤❤ 身につけているものがゆるゆるのダブダブだからこそ、その中に入っているカラダがきっと華奢で女性らしいんだろうな、と思わせます。
奥さま方、このシルエットで着ること自体は、我々だってできなくないわっ(←強気)。こんなスカートなら持っているしー、ニットは、今何を選んでもこのくらいダブダブになっちゃうしー。
しかしながら、これを我々がやるというのはいかがなものか。
だって、お茶を飲んだり、映画を観たりしてるだけならともかくですよ、こんなの着た日にゃ、家事も仕事もできやしない。
着たいんだけど、着るべきシーンを生活の中に見出せない装い、とでもいいましょうか。
にもかかわらず!!
着るべきシーンを生活の中に見出せないにもかかわらず!!
わたくしたちはオーバーサイズシルエットから逃れることはできません。
なぜなら、今売っているトップスのほとんどは、オーバーサイズ。もちろん、探せばジャストサイズのものもあるけれど、そこまでしてジャストサイズを着ようという気になれるのか?なれませんよね。
今の空気というのかなあ、時代の気分というのかなあ、やっぱりそれを身にまといたい。だって、それがファッションの楽しさだもの!!
とまあ、こんな感じで、「着るべきはオーバーサイズなんだわ」と何の必然性もないのに思わされてしまう。恐ろしいですねー、流行って呪いの一種なんですかね(笑)
だとしたら、オレたちちびっこはいったいどうすりゃいいんだよ!!
小柄な大人がオーバーサイズをどう着るか?
前置きが長くなってしまいました。
はい、本日のテーマは、仕事やら家事やら生活の細々とした由なきことに追われているわたくしたちが、いかにオーバーサイズシルエットと折り合いをつけるか、
何言ってるかわかんないですね(笑)
言い換えると、ちびっこの大人がいかにオーバーサイズシルエットを攻略するか、であります。
着用したのは、Visのダンボールニットファスナー付きプルオーバー
↓ このブラウンを着用しました。
サイズは1サイズのみ。
総丈64/ 肩幅59 /バスト118/ そで丈45.5
↓ ちびっこで肩幅が狭く体に厚みのないわたくしの着用画像を参考のために再度貼り付けます。
ショップの着画像のモデルさんみたいに着るには、肩幅、身長、手足の長さ、体の起伏、すべてが足りない。
そんなわたくしが、これを仕事着にすべくやったことを説明しますねー。
1.着丈を短く加工
オーバーサイズシルエットは、身幅と着丈のバランスが大切。
着丈 → いつもの着丈
それなのに、このトップスは身幅がゆったりしたのと同じくらい着丈も長くなってしまっています。ちびっことしては、身幅のゆったり感は残しつつ、着丈だけ短くしたい。
ここで通常使うテクニックは、「前だけイン」ですよね。でも、これやってみたのですが、うまくいきませんでした。
タックインするには着丈が長すぎるのですね。厚手の生地を裾から15cmもタックインすると、パンツの表に響いてしまうのです。それに、ここまで長いと、不器用な私には「前だけイン」を上手にするのが難しい。何度やっても、実にわざとらしい「前だけイン」になってしまって(笑)
で、やむなく、裾を内側に折り上げ、安全ピンで2カ所を固定しました。
表に響くので、左右の前身ごろと後ろ身ごろの縫い合わせてある部分に針を刺しました。下ろして着る予定がなければ、縫ってしまってもいいと思います。
↓前に引っ張られるので、後ろは何もしなくても少し上に上がって丈が短くなります。
↓後ろファスナーを開けると、中が見え動きが出るので「ゾロっと長く間延びした印象」がなくなります。
2.袖口にゴムを仕込み常時袖まくり
袖丈は指先から10cm以上長いので、袖をおろしての着用はできません。となると常に袖まくりをして着ることになりますが、袖の筒はとても太く袖口は緩くてこのままではロールアップは無理。そこで、袖口にヘアゴムを仕込んで一折りし、そのままくしゅくしゅっと上にたくし上げました。
これでパソコンを打つときも袖が邪魔にならないし、料理をつくることも洗い物もOK(^O^)v
3.できるだけ上下近い色でまとめる
上半身が膨らんで見えるので、全身でみたときにスラリと見えるように上下を近い色でまとめました。
↓茶系のワンピースの上に着たお仕事スタイル
オーバーサイズシルエット!!楽しみましょう!
↓ オンラインショップはこちら
◆ 読者登録は下のタグから。リアルコーデを毎日お届けします!
◆コメント大歓迎です!
⇓ 入力欄はこの画面の一番下にあります。