昨日は、某所を訪問してのインタビューの仕事。一昨日の反省ふまえ、丸くなった背中を隠すジャケット着用も考えました。ただ、この日は、リラックスした話しやすい雰囲気をつくりたかったので、ジャケットはとりやめることに。
黒のキレイめストレートパンツはUNIQLO&JW ANDERSONの2017年のもの。トップスは、ボクシーボートネックロングセーター。オールユニクロコーデです。インタビュー中はアニマル柄のストールははずしてペンダントのみに。
インタビュアー歴30年 やっぱり「人はみかけによる」
私のインタビュアー歴は会社員時代から通算すると30年に及びます。アラカンともなると、経験だけは無駄に長いですねー。おまえ、それに見合うスキルがあるか? と激しく自問自答(笑)。
ともあれ、昨日は相手の方の聞いてびっくりな人生遍歴にお口あんぐりなインタビューでした。そして、その方の外見やプロフィールからこちらが勝手に思い描いていたイメージとのギャップに「人は見かけによらないなあ」と。
でも、それと同時に、(これはいつも感じることなのですが)向き合った瞬間に私がキャッチした何かには、聞いてびっくりな話の片鱗があったなあとも思う。つまり、「人は見かけによる」とも思うのです。
人を見かけだけで判断したら当然見誤ることになりますが、「見かけ」から醸し出される何かには、必ずその人の本質が紛れ込んでいる、のもまた事実。
であるならば、ファッション、つまりその人の装いは、相手に何を伝えるのか、どんな影響を及ぼすのか。これはファッションブログを書きながら、インタビュー仕事をしながら、なんとなくいつも私が考えていることのような気がします。
「装い」よりも雄弁なものとは?
「見かけ」を決定づけるのは装いですから、効果絶大と思う一方で、見落としさえしなければ(実はこれが大事)、その人の瞳の輝きや視線の動き、身のこなしなどのほうが、何を身につけているかよりもよほど雄弁だったりする。振り返って印象に残っているのも断然こちらですし、何より原稿を書くときに、その人の輪郭を浮かび上がらせてくれるのは、このあたりの描写だったりするのです。
だったら、何を着たって同じか、というと、それは違う。着ているもので相手から受ける印象はまったく違いますよね。と考えると、装いは「効力は限定的ながら、ある程度までは印象をコントロールできる」くらいにとらえておくのがいいのかもしれません。
昨日は、社会人としてきちんとしていて、どんな話も引き受ける包容力があり、話しやすい雰囲気の穏やかな人、だと相手に思ってもらえればインタビュアーとしてはベストでした。さてさて、昨日の服装はそれをどこまで助けてくれたのか。ものの見方が辛辣で、身近な人にはズケズケ女であるにもかかわらず自分には甘いというワタクシという人間の本質が、隠しきれたとは思いませんが、ある程度カモフラージュできていた、と信じたい!!
アウターは、愛用中のブロックテックトレンチ。雨模様の日はこれ一択!
◆パンツ/ユニクロ&JW ANDERSON ウールブレンドパンツ(2017年)
◆アウター/ユニクロU ブロックテック トレンチコート→ この日と同じ
◆巻物/ ミーアンドカシミヤ (大昔)→ この日と同じ
◆靴/ 黒のショートブーツ 詳細不明(大昔)
お読みいただきありがとうございます。
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