リネンシャツのシワ問題。濡れ干しすればアイロン不要?

昨日書いた記事で紹介したリネンシャツのシワを最小限にする干し方「濡れ干し」。
読者の方から、濡れ干し後のシワの状態について質問をいただきましてね、「だったら実際に濡れ干ししたシャツを見ていただいちゃおうかな」をコンセプトに本日のコーデを組み立ててみました。

ユニクロプレミアムリネンシャツ

◆トップス/ユニクロ プレミアムリネンシャツ 68Blue XS(2017)
◆パンツ/ユニクロ スリムストレートハイライズジーンズ 64Blue 22
◆サンダル/シューズラウンジ アニマル柄ウェッジサンダル
◆バッグ/カゴバッグ 詳細不明(大昔)

濡れ干ししたリネンシャツを着用。ボトムはデニムですが、トップスは襟付きシャツなのでキレイめに見えますよねー。本日はこれでZoom取材を1本、涼しくなってからちょっと外出の1日でした。

↓リネンシャツの干し方について触れた記事はこちらです。タイトルからは全然関係ない内容に見えますが、この記事の最後でリネンシャツのお手入れについて書きました。

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リネンシャツの濡れ干しとは?

「濡れ干し」とは、洗濯機で脱水したり、手で絞ったりせず、水がボタボタ滴り落ちるくらいの状態で干す方法。

本日着用のリネンシャツは、洗濯機で普通に洗ったあと、脱水をせずに取りだし、ハンガーつるして形を軽く整え、ボタンをとめて干しました。

風通しのよい浴室で3時間程度干して乾かし、アイロンをかけないで着用したのが画像です。

どうでしょうか。濡れ干しすると、水分の重みで生地が下に引っ張られて伸びるため、シワはあまりめだちません

私はいつもなら着用前に、衿元だけ衣類スチーマーかアイロンをかけるのですが、本日は見ていただくために乾いたままの状態で着て見ました。

↓ 濡れ干ししただけの状態を大きくするとこんな感じ。

娘は躊躇なくこのまま着ています。
私だったら、衿と肩には衣類スチーマーをささっとあてたい感じかな。でも、これは好きずきかもしれませんね。(裾のほうのシワはボトムにタックインして撮影したときにできてしまったものです。しなければできません)

濡れ干し後のアイロンはいる?いらない?

そこで、上の方法で濡れ干ししたあと、アイロン(衣類スチーマー)をかけたものとそうでないものを比べてみますね。

下は同じシャツの着画。濡れ干しで乾かし、着用前に衣類スチーマーをあてています。私は通常はこのようにしています。

↓遠目には差はないですねー。

接近戦(?)でなければアイロン(スチーマー)不要かしら。

近づいてみますね。

↓1枚目がアイロンあり、2枚目がアイロンなし

こうしてみると、衿や肩まわりは意外にも大差なしですね。自分では、アイロンの有無は、衿元に出るような気がしていたのですが、そうじゃなかった。

一方、2枚目は、表面全体の細かい凹凸が1枚目よりも深い感じ。
うーん、どうでしょう。2枚目のようにランダムなシワ感とザラつきが多少あったほうが、リネンらしい風合いとリラックス感を楽しめる気がしますねー。

でも、「きれい目」を目指すならやはり1枚目。アイロンで伸ばしたことで滑らかな艶が出ています。リネンらしい微光沢。これはこれで捨てがたいなあ。

ということで、「濡れ干し」後のチョイスの方向性は以下の二つ。

◆ アイロンなしで、風合いを生かしてリラックス感を楽しむ

◆ アイロンありで、艶を生かしてきれい目にまとめる

アイロンが必要かどうかよりも、自分がどんなふうに着たいかを決めることが先、ということでしょうか。

ともあれ、「濡れ干し」はおすすめです。リネンはコットンと比べると段違いに乾きが早く、この季節なら3時間程度で乾きます。
ただ、褪色するので直射日光は避けてくださいねー。

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