うわあああん、まだ終わりませんわ、正月準備。
何をやらせても手際が良くむちゃくちゃ器用な夫とラッキーなことにそのDNAをしっかり引き継いだ子どもたちという家族にあって、主婦のくせに「家族で最も使えない人」として長く生きてきたわたくし。このような非常時にあっては、もはや戦力外の様相です。
なので、陣頭指揮を執る鬼(夫のことよ!)の目を盗んでブログを書きにまいりました。
↓こんな日のコーデ。いちおう「やる気」を見せて、働きやすい服を着ています(^O^)v。
◆パンツ/31 SONS DE MODE チェックロングパンツ
おなじみUNIQLOのエクストラファインメリノのメンズニット。わたくしのコーデの基本パーツとして今年も大活躍してくれました。10月から4月頃まで、夏場のTシャツと同じように着ては洗い、着ては洗いを繰り返して。まさに冬場のTシャツ的位置づけです。
今日みたいな労働(するつもりの)日は、もうこれ一択であります。メンズニットなので、レディースよりもVネックの開きが浅く、どんなに動いてもインナーが見える心配はゼロ。袖が太すぎず袖口のリブもしっかりしているので、たくし上げた袖が中途半端なところでちゃんと止まるのもうれしいですね。
このニットに合わせたのは、キャメルとネイビーの楽ちんチェックパンツ。色合わせもよろしく労働意欲満々!! だったのですが……(笑)
2020年、ブログは3年目に突入
今年1年間、本当にありがとうございました。2018年11月にスタートしたこのブログ、おかげさまでこの11月に3年目に突入しました。
昨年末の時点で月間ベージビューが10万PVを超えるところまで成長しましたが、今年の5月以降大きく失速。それでも毎日書き続けてきたら、先月あたりから、再び月間10万PV近くまで戻ってきました。
私にとって何よりもうれしいのは、フォローしてくださる方が確実に増え、たくさんの方に繰り返し読みに来ていただいているということです。せっかく来ていただいた方をがっかりさせることのないよう、楽しいブログを目指していきたいと思います。
それから、今年もまた、こちらで多くの出会いに恵まれました。ブログサークルで応援してくださるみなさま、メールやSNS、コメント欄を通してやりとりをしてくださるようになったみなさま、1人1人にお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいですが、ここでまとめてお礼を言わせていただきますね。
本当にありがとうございます。
2月『大人の素敵なプチプラコーデ』出版
ブログとして記念すべきことが、今年2月にありました。
なんと、『大人の素敵なプチプラコーデ』というムック本に32頁にわたって当ブログをご紹介いただいたのです。
好きなことを書き綴ってきたこのブログから、33のコーデを選び出し、コラムまで設けてまとめてくれた担当編集者さま。関係者のみなさま本当にありがとうございました。すばらしい記念になりました。
それから、買って読んでくださったみなさま、そして、何よりも、こんな企画のお声がかかるところまで当ブログを育ててくださった読者のみなさまに、心から御礼もうしあげます。ありがとうございました。
↓ そのときの記事はこちらです
2/28 発売のエイムック『大人の素敵なプチプラコーデ』で、当ブログをご紹介いただきました! いつも読みにきてくださるみなさんに、真っ先にお伝えしたくて、本日はコーデのアップもせずにまずはこちらのご紹介です。 「大人の」ですから、登[…]
1月に 事務所設立20周年を迎えました
コロナに振り回された2020年。
実は2000年に個人事務所を立ち上げた私にとっては、2020年は事務所開設20周年という節目の年でもありました。
30代の終わりに、やりたいことがどうしようもなく膨らんで抱えきれなくなり、お世話になった会社を辞める決心をしたときのことは今も良く覚えています。
あれから20年、素晴らしい出会いに恵まれ、出版不況のなかでも途切れることなく仕事を続けてくることができました。
今年のコロナ禍も含めて、事務所としては、実は思い出したくもないほどのいろいろなことがあったのですが、とにもかくにもくぐり抜けてきました。
以前も書きましたが、私の仕事人としての「旬」は10年以上前でして、現在は余力で走っているようなところもあります。
すでに5年程前に、受注する仕事を自分1人で手に負える範囲に縮小し、本当にやりたいものだけに絞りました。実はこのコロナ禍で事なきを得たのは、このときの判断があったからこそのことでもあります(笑)
これからは、力を傾けたいと思えるものだけにさらに集中し、精度を高めていきたいと思います。
それから、今年はコロナで手つかずでしたが、自分のやってきたことのまとめ的な何かも、今後はしていきたいなあ。
一方、ひょんなことから始めた「講師」のお仕事。これは向いていたようで学生とのかかわりが楽しくてたまりません。こちらもライフワークとして、続けていきたいと考えています。
↓コロナ渦で「持続化給付金」を申請したときの記事はこちら
本日の巣ごもり仕事服は、「鮮やかな色が着たい!」からスタートしたコバルトブルーのサテンスカートコーデ。ブルーグレーのニットカットソーと合わせました。 ◆トップス/ and Me フレンチスリーブニットカットソー グレーブルー ◆[…]
↓事務所開設20周年についての記事はこちら
終日外出。スーツを着ると仕事モードになります。お正月気分を引き締めて。 ◆トップス/ディノス イタリア糸メリノスーパーエキストラファインウールプルオーバー オレンジ ◆パンツ/PLST ポリ2WAYストレッチテパードパンツ ブラ[…]
人生100年時代、おしゃれを人生の彩りに
人生100年時代といいます。
60年も生きてきたというのに、あと40年も残っているのですね。
これからの日々は、私にとっては未知の領域。おそらくゆるゆるといろいろなことができなくなり、失って行く時期なのだろうなあと思います。もちろん、年齢重ねたことで得ることは多いけれども、失って行く感がきっと強いはず。それはしかたがないですよね。不死身じゃないのだから。
この下降線をたどるという新しい体験は、けっして愉快ではないでしょうが、それはそれで受け止めつつ、自分を楽しませることにはもっともっと貪欲でありたいなあ、とも思う。
で、これは以前も書いたのですが、「おしゃれ」というものは、失っていくものの方が多い人生後半に手っ取り早く彩りを与えてくれるものだと私は考えています。
「おしゃれを人生の彩りに」生きていきたいじゃないですか。
他人の目に映るじぶん
哲学者の鷲田清一先生は、「他人の目に映るじぶん、それへの関心を失うとき、人はおそらくじぶんへの関心をも失う」(『てつがくを着て、まちを歩こう。』)とおっしゃっています。
実は、この言葉、私がこのブログを立ち上げた理由(→わたしのことに書きました)の根幹を支えています。
ブログ開設から2年が過ぎました。
ファッションなんて究極の自己満足です。このブログだって好きで書いているわけで、だれかのお役に立とうなんてめっそうもないこと。それはよくわかっています。
それでも、人生の大半を書くことを生業としてきた(仕事の大半は印刷メディアのコンテンツ制作です)人間の性なのか、せっかく読みにきてくださったみなさまに、何かお届けしたい、と思ってしまう。
で、みなさまからのコメントやメールに書かれた質問、寄せていただいたお悩みなどを踏まえたうえで、現時点でわたくしにできることはといいますと、「どこでも買えて誰でもできるおしゃれ」を発信することかなーと思うんです。
どこに住んでいても手に入れられる、納得価格のアイテムを使った、誰もが普通の暮らしに取り込むことのできるおしゃれ! 私が求めているものはこれです。そしてそれは、年齢にも体型にも関係なく、今日を楽しみたい人なら誰でもできるものであるはず。
そんな暮らしを楽しくする一工夫を提案できたらいいなあ、と思って毎日ブログを書いています。
というわけで、来年もわたくし、「働くアラカン」として老体に鞭をうちつつ、「どこでも買えて誰でもできるおしゃれ」を精一杯楽しんで、そんな日々を綴ってまいりたいと思います。
「おしゃれを人生の彩りに」――
みなさま、来年もこれから先もずっとずっと、なにとぞよろしくおねがいします。
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