この日は授業が3コマ。終日「センセイ」でした。
◆スカート/ディノス ウールポンチスカート ブラウン61
◆アウター/PLST グログランマウンテンパーカー キャメル S
◆巻物/ macocca カシミヤ大判チェックストール ブルー
◆靴/ソフィアコレクション バックルベルトショートブーツ
中国人だって傷つくアルよ
私がやっているのは大学院への進学指導で、学生は下は大学4年生、上は30代半ばくらい。
授業スタート時のアイスブレイクでは時事ネタを使うことが多いのですが、この御時世ですから、学生の口から出てくるのはコロナウィルス関連の話となります。
ひとりの中国人留学生が、いつもご飯を食べに行く店で友達と中国語で会話をしていたら、近くのテーブルについていた日本人が一斉にサーッと遠くに「避難した」と、ユーモアたっぷりに。
学生たちは笑っていましたが、私が表情を曇らせたのを彼は見逃さなかった。そして、こう続けました。
「先生、心配しないで。僕たちだって、中国人観光客が隣に来たら、ヤバいから席を変えますよ。もうちょっとさりげなく、ですけどねー」
「さりげなくが大事。だって、中国人だって傷つくアルよ-」(教室爆笑)
「~アル」は、最近こそ減りましたが、映画や海外を紹介する番組の日本語字幕で謎の中国人が使っている「役割語」ですね。この状況で瞬時にこれをつかって話す、その知性と日本語力。
ちなみに、彼に日本語の「役割語」(と背景に潜む差別)を教えたのはこの私です。お金持ちマダムの「~ざます」やおじいさん博士の「~じゃ」といっしょに。考えてみれば、このブログでも、「役割語」をよくつかっていますわ。わたくし、日ごろこんなふうにしゃべるわけじゃありませんことよ。
で、この日の授業はその後、「中国人観光客を一発で見分ける方法」というブラックなネタで盛り上がっていったのでした😱。だ、大丈夫か、これ、と、センセイは内心ヒヤヒヤでしたが。
上は淡色下は濃色靴はさらに濃くのグラデーション
背を1ミリでも高く見せる、これがわたくしのコーデの根幹にあるポリシーであります。この日はオールブラウン。つま先まで同じ色でIラインをつくることで少しでも身長を高く見せようという魂胆です。
トップスは薄茶色。スカートはそれよりやや濃いめのブラウンこれに焦げ茶のブーツ。これでグラデーションIラインをつくりました。
濃色のほうが淡色より縮んで見えるので、身長アップ効果だけを狙うなら全身薄茶色のほうが高いのですが、そうすると横にもふくらんでみえてしまうのでねー。下半身を濃色にしたほうが引き締め効果が出て、スタイルアップしますね。
なるべく高い位置にポイントを置く
わたくしがストールを多用するのは、顔周りを明るくするとか、シンプルコーデにワンポインとか、いろいろ理由があるのですが、なにより大きいのは、視線を上に引くことによる身長高見せ効果です。
↓ 1枚目のようにストールなしだと視線が散けますが(この画像だと手に持っているストールに行ってしまいますね。失敗。外して撮影すればよかった)、2枚目のようにストールをしていると胸元に視線が行きます。このほうがスタイルアップします。
同じような効果があるのは、帽子やサングラス、大ぶりのネックレスなど。帽子は頭がデカすぎて似合うモノが少なく、サングラスをすると「ちびっこギャング」になってしまうわたくしは、もっぱらストールのお世話になっております。
↓ブラウングラデーションの別のコーデ。当然のようにストールは首元コンパクト巻き。で、バッグを見てください。肩掛けした1枚目のほうが、手で持っている2枚目よりもずっと背が高く見えます。
視線が上に集まる1枚目と比べて、2枚目の重心がドーンとと下に下がってみえる感じ、おわかりになるでしょうか。
ちなみに、ここでハンドルが長いと肩掛けしたとき胴長に見えて逆効果になります。ショルダータイプのバッグは、脇の直下に収まるかどうかで選ぶのがちびっこの鉄則!
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