美容院での白髪染めに初トライした10歳年下の友人が、色選びに失敗して「真っ黒にされた」とぼやくので、黒髪を生かしたこんなコーデを組み立ててみました。
◆パンツ/SLOBE IENA 細コールストレートPTブルー 36
◆巻物/BUYER カシミヤチェック大判ストール ブラックスチュワート柄
◆靴/詳細不明 レザーショートブーツ 黒
白髪は黒髪より染まりにくい
友人は、かなり白髪が交じっていたので年齢より老けて見えていたものの顔のまわりは明るかったんです。これまではどうにも目立つところだけ、セルフで明るめの茶色に染めていたとか。
ところが、今回はサロンでばっちりカラリング。その結果、もう少し明るい茶色にまとまるはずが、ほとんど黒に近いダークブラウンになってしまったそうです。
ああ、わかるなあ。私の髪も黒に見えますが、入れている色はナチュラルブラウン系の色です。白髪って染まりにくいのであまり明るい色だと、元の髪色が真っ黒の場合(わたくしがそうです)黒髪と染めた白髪の部分の差が目立っちゃうんですよね。なのでどうしても全体的にダークカラーにすることに。
「美容院の色見本で見たときは、こんなに暗い色じゃなかった」と友人。そうなのよねー、仕上がりは思ったよりずっと暗目になってしまう(ことが多い)。
で、この黒髪がくせものなのですよ、コーデを考えるとき。
とくにわたくしのようなちびっこの場合、頭の上にドカンと黒いものがあると、それだけで
② 黒の存在感が大きいため、コーデの色数を抑えてもスッキリ見えない
という問題が出てきます。
↓ たとえば昨年の秋のこれ。ボトムのチェックの一色を拾ってネイビーのニットと組み合わせたコーデ。黒髪が残念過ぎる。全体をぶち壊していますね-。
もしも、髪がグレーヘアだったら、シルバーのスニーカーやシルバーのビッグトートとの相性バッチリだったでしょう。大人の休日スタイルだわ。あるいは明るめのブラウンヘアだったなら、ストールやパンツの地色とグラデーションになってまとまりが出たはず。
↓ 一方、黒を着ると、髪色を服で繰り返すことになり簡単にコーデがまとまります。黒と白のモノトーンに、小さく差し色で赤をつかったスッキリコーデ。
黒が似合うなら、モノトーンコーデをもっともっとしたいところなのですが、残念ながら、わたくしは黒が苦手。茶系のほうが肌が明るく見えるのです(>_<)。黒が似合う方がうらやましいな。
髪色は「黒」としてカウントする
つまり、黒髪を生かすコーデですが、
② 髪の色も「黒」を1色使ったとカウントしたうえで、なるべく色数を抑える
③ トップスを黒にするときは、顔が沈んで見えないように顔周りに一工夫をする
① 髪の色とニットとブーツとストールの地色で黒を繰り返しています
②③ コーデのポイントは鮮やかなブルーのパンツ。顔周りを明るくするためにストールを首に巻きますが、ブルーとケンカをしないようになるべく自己主張の少ない柄を選んでなじませることが大切。そこで、黒がベースで明るいブルーも入っているブラックスチュワート柄にしました。
↓ 顔周りが赤、白、青、黄色のチェックで明るくなりますねー。ブルーがパンツの色とリンクしているので、気を使っている人っぽいぞ(笑)
万能ブラックスチュワート柄
夫に「キミにはいったい何本首があるんだ」とイヤミを言われるほどのストール持ちのわたくし。ですが、チェックストールを一本だけ選べといわれたら、迷わず 泣く泣く このブラックスチュワートを選ぶと思います。黒地に赤、青、黄色、白。髪が黒い私にとって、このストールの万能っぷりったらありません。
この日はブルーのパンツを使いましたが、このコーデのパンツを赤(朱赤~エンジ)、黄色(レモン~マスタード)、白(オフホワイト~グレー)青(水色~群青色)のどれに変えても成立します。私は黒ニットに黒ブーツ、マスタード色のパンツでこのストールグルグル巻きが大好き。
ブラックスチュワートは古典柄ですが、似たようなチェックはあちこちで手に入るかと。黒髪の方は黒地のチェックストールがとても便利なのでおためしあれ~。
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