チョコレートブラウンのリネンブレンドワイドパンツとブラウスのセットアップにピンクのストールを巻いて。大好きな「アポロチョコ」みたいな色合わせでお仕事へ。
◆パンツ／plst リネンブレンドハイウエストワイドクロップドパンツ ダークブラウン XXS
◆ストール／macocca 大判無地ストール ピンク
◆靴／ベティクラブ アニマルバレエシューズ
アポロチョコは「コンプレックス配色」
昨日コーデは、明るめの黄緑✕暗めの緑、色彩学でいうところの「ナチュラル配色」でした。
これは、同じ色でも光が当たっているところは黄みがかって見え、陰の部分は青みがかかって見えるという、自然の色の見え方にならった配色。
↓ パンツの色は、明るめの黄緑色、カーディガンは暗めの緑色。もしも、ビビッドな黄緑とビビッドな緑だとケンカをしそうですよね。でも、明度を自然の見え方に従って明るい方の黄緑を明るい色に、暗い方の緑を暗い色に変えることで、自然の法則にならった「ナチュラル配色」になりました！
一方、ピンクとチョコ茶の本日のコーデはその反対。自然の法則に逆らっているため個性的で新鮮に見える、色彩学でいうところの「コンプレックス配色」です。
↓ ピンクとチョコ茶と来ればアポロチョコ。これ「コンプレックス配色」の代表選手です。色合わせを見ただけで「あ、アポロチョコだ」と想起させるインパクト配色。
自然界にはあまりないから印象に残る
「コンプレックス配色」は、昨日のコーデの「ナチュラル配色」の逆。
チョコ茶＝ オレンジの仲間
ピンク ＝ 赤の仲間
と考えて、下の色相環をご覧ください。
↓ 今日のコーデで使っている色は、色相環の色ではオレンジと赤。この2色を比べると、黄色に近い色であるオレンジの方が明るく、青紫に近い赤のほうが暗い色です。
「コンプレックス配色」は、「ナチュラル配色」の逆。黄色に近い色を暗く、青紫に近い色を明るくした配色です。
（本来暗い）赤を明るくして → ピンクに
自然界では本来明るくあるべき色（色相環の上にある色）が暗くなり、本来暗くあるべき色（色相環の下にある色）が明るくなっています。
これ、自然の法則に反していますよね。自然界ではあまりおめにかかることのない色合わせ。そのため、印象に残る個性的な配色になる、というわけです。
↓ こちらも「コンプレックス配色」
上の色相環のオレンジと緑の位置関係を見てくださいね。
オレンジは黄色に近い明るい色、緑は青紫に近い暗い色。
その明るいオレンジをどんどん暗くしてチョコ茶にし、暗い緑をどん明るくしてミントグリーンにしたら、「チョコミント配色」のできあがり！
これ、コーデに取り入れると色だけでインパクトを与えることのできる便利配色ですよ～！！
コンプレックス配色コーデは個性的に見える
このコンプレックス配色は、色だけで印象的なので、シャツとパンツとかニットとスカートといったごく普通のコーデに取り入れるだけで、おしゃれコーデが完成します。
↓ プチプラトップスとスカートですが、「色」だけで持つ感じ
↓ GUのパンツ。茶系パンツにパーカーとスニーカーのカジュアルコーデですが、ピンクの甘さが効いていますよね。
↓ GUの990円のＴシャツワンピに同じくGUのピスタチオグリーンのワンピを羽織ったプチプラコーデ
↓ これはカーディガンの茶色が効いていますよね。ミルクたっぷりのチョコレート色だと優しい感じになりますね。
とくに意識していなくても、結果的に選んだ服が色彩の理論に則っていることってすごーく多いのですよ～。
だから、コーデっておもしろいんだわ～。
↓「ナチュラル配色」についてはこちらに
土曜日は終日お仕事でしたー。コーディネートは、黄緑✕緑の初夏のなじませ配色。しっくりくる安定の「ナチュラル配色」です。 ◆トップス／ユニクロ ドレイープノースリーブＴ Ｓ ◆パンツ／ur's ストレッチセンタープレスカラーパンツ[…]
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