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淡色コーデは、黒小物で引き締める!【色の明度と心理的効果】

白地に黒いダルメシアンドットのボウタイブラウスとベージュのチノパンツのシンプル淡色コーデ。

◆トップス/ユニクロ プリントボウタイブラウス オフホワイト S
◆パンツ/スピック&スパン ハイウエストチノパンツ ベージュ 34
◆帽子/UNITED ARROWS ペーパーツートーンUVハット
◆サンダル/Liberty doll セパレートストラップサンダル 黒

淡色だけを重ねるのはNG

昨日は、差し色を使わない茶系アイテムだけを重ねて組み立てた同系色コーデでした。
↓ 昨日のコーデ
これが成立しているのは、ダークブラウンという明度の低い色(濃色)を使っているから
同じ茶系でも濃色を使わず淡色だけで同系色コーデをしようとするとうまくいきません
淡色だけを重ねてしまうと、こうなります。
↓ ある日のボツコーデ
印象がぼやけていますよね。おうちでゆるゆる過ごすならいいけれど、これでは仕事には出られません。

 淡色コーデは、黒小物を散らして引き締める

で、本日のコーデです。
オフホワイトのブラウスとベージュのチノパンツという淡色コーデ。
このままではぼんやりした印象です。そこでいつもの手! 黒小物の出番です。
黒い小物を散らすことでコーデを引き締めようという魂胆。
↓帽子とベルトとバッグの持ち手とサンダル、そしてドットの模様が黒。(帽子を脱いでも黒髪なのでOKですね)。
小物を黒にした場合と、ベージュにした場合を比べてみますね。ベージュの靴、ベルト、帽子をもっていなかったので、適当に色をつけました。ひどい塗り方。ごめんなさい。
↓ 黒小物VSベージュ小物
ね! 黒小物があるとないとでは大違いでしょ!

色の明度と心理的効果

なぜでしょうか。
それは、色の心理的効果によるもの。まったく同じものであっても、色の明るさが異なると、大きさや重さ、感触が違って見えてしまうのです。
これって、日常生活でもこれはよく経験しますよね。白いパンツは膨張色だから下半身デブに見えるのでいやん、とか、洋服選びのときにわたくしたちいつだって考えていますよね。
上の比較画像をもう一度ごらんください。
上の1枚目の画像。明度の高いベージュやオフホワイトは、軽く、柔らかく、大きく(膨張)見えます。ふんわり柔らかみのある優しい感じのコーデにはなるけれど、このままではぼんやりと間延びした印象を与えてしまう。
そこで、2枚目の画像、明度の低い黒を何カ所か散らしてみました。明度の低い色は、重く、硬く、小さく(収縮)見えるので、引き締まったシャープな印象が加わりますよね。

色の明度と心理的効果

明度の高い色…… 軽く、柔らかく、大きく(膨張)見える
明度の低い色…… 重く、硬く、小さく(収縮)見える
私が、あまり似合わないにもかかわらず、黒をお仕事のときにはしょっちゅう身につけるのは、明度の低い色の効果を狙ってのことです。
顔の印象がほわわーんとしており、低身長で子ども体形のわたくし。このままだと仕事相手としては不安な感じ、しないでしょうか。
こういう人から「本件につきましては、私が担当させていただきます」なんて名刺を差し出されたら、悪い予感しかしないのでは。
なので、色の力で、ソリッドな、シャープな、重厚な、落ちついた印象を与えようという下心から、黒を身につけるわけです。
そうしたら、少しはデキる女に見えるのではないかなあ、見えたらいいなあ、と。
まあ、わたくしがどう見えるかはともかく、黒を加えればコーデが引き締まるのは確かです。なぜなら黒はそういう力を持った色だから。
↓上とまったく同じブラウスの白黒逆転バージョンを着用。黒いスーツに合わせたお仕事スタイル
 色を味方につけるとコーデが楽しくなるのは、色が見かけを変える力を持っているから。しかも、色によって変わるのは、周囲へ与える印象だけではありません。身につけている自分の気分もまた変えてくれる。それが色なのです。
だからコーデっておもしろいんですよねー。
ユニクロのプリントボウタイブラウス、黒を最初に買ってあまりに気に入り、セールになっていたので本日着用のオフホワイトも買ってしまいました。セール中です
UNIQLO

ユニクロのプリントボウタイブラウス(ノースリーブ)(レディース)。購入者のレビュー、ユーザーのコーデは必見。店舗在庫もこ…

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