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自分で育てたリーバイス!エイジングを楽しまなくっちゃね!

今は昔、20世紀の終わり頃に購入したリーバイス515。この515にはヴィンテージとしての価値はまったくありませんが、存在そのものがヴィンテージなわたくしと、共にエイジングしてきたのですから愛着MAX。久し振りに引っ張り出してきて、オールネイビーコーデに使ってみました。

◆トップス/ レースブラウス(昔・詳細不明)
◆デニム/ リーバイス515 (1990年代の半ば頃)
◆サンダル/ パイソン柄のウェッジ (大昔・詳細不明)
着ている私が一番古いのだ
 デニムに合わせて、レースのブラウスもパイソン柄のウェッジサンダルも、10年選手を選びました。とはいえ、半世紀以上経過している本体がもっちろん一番古いのですが。なんかなじみますねえ、古い物同士のせいでしょうか。
さて、このリーバイスですが、ウエストはハイライズで、シルエットはややワイドなストレート。そう、今の流行にドンピシャ。
私のお気に入りデニムであるアッパーハイツのSTELLAやレッドカードのsynchronicityと比べると、細部は無骨さが目立ちます。色落ち具合で足を細長く見せるとか、曲線の多い女性のカラダをやさしく包んでキレイに見せるとか、そういった配慮は一切なし。でも、その粗野な感じがいいような気がするなあー。
ヒップのホールド感が理想的
かなり生地が柔らかくなっているものの、25年物のわりに傷んでいないのは、ローライズデニムが大流行したため、15年ほどまったく着用できない期間があったから。手放さなかったのは、サイズが理想的すぎたため、手放すに手放せなかったのでした。

私はヒップに対してウエストが細すぎるアンバランス体型。しかも低身長なので、たいていのパンツは股上が深すぎるという問題が。現在「ハイウエスト」として売られているパンツのほとんどは、股上が合わず、おしりのあたりがだぶついてしまいます。
ところがこちらは、ウエストサイズも股上もあつらえたようにぴったり。そのうえ、綿100%でストレッチが効いていないのにもかかわらず、ヒップのホールド感はしっかり。しかも全然苦しくない。
5~6年前、ローライズがようやく下火になり、ハイライズが再び流行し始めたころに久し振りに履いてみて、その心地よさに改めてびっくりしたことを覚えています。それにしても、ハイライズ冬の時代によく手放さなかったなあ、わたし。まあ、それほど気に入っていたのだろうと思います。
エイジングを楽しもうよ!
今日は、シャツワンピを羽織って夫とショッピングへ。シャツワンピのおかげで一気に今っぽくなりました!
とはいえ、本人的には、シャツワンピなしで全然OKに思うのですが、どうかなあ。やっぱり古い感じですかねー。この年代物のデニムを、しばらくはガンガン履きたい気分なのですが‥。
というのも、最近の美脚デニムにはない味わいが、リーバイスにはあるような気がするんですよ。そしてそれは、履き込んでいくほどに深くなっていくものであって、だからこそ楽しいのではないか。
世のおしゃれさんたちは、毎年「今年のデニム」を買いますよね。有名なスタイリストさんのなかにも、「デニムには流行が出るから、毎年更新すべき」と力説されている方が少なくありませんし。
でも、デニムみたいな本来丈夫にできているものを、「毎年更新」ってどうなのよ、と実はずっと思っていました。(以前このブログにも書きました)。
私はデニムは数年履きます。基本的にケチなので、裾のほつれ具合やシルエットなどの微妙な変化には目をつぶる。まあ、こんなんだからおしゃれになれないのでしょう(笑)。
ともあれ、このリーバイスは、履き込んでいこうと思います。
デニムも、本体も、エイジングを楽しまなくっちゃね!
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