小柄な大人がコーデュロイパンツをスッキリはくには？

休日になるとコーデュロイパンツに手が伸びる理由は、コーデュロイという素材の持つリラックス感ゆえでしょう。
ほっこりとした温もりと素朴な質感。畝が独特の表情をつくるため、のっぺりとした生地と比べると、なんだか味がある。
だから、身につけただけで、休日のリラックスモードになれるというわけです。
一方で、このコーデュロイの持つ魅力はキケン要素でもあります。ほっこり感・温もり・素朴さ路線を突き進んでしまうと、「寒いから防寒のためにコーデュロイパンツをはいたのね」ということに。あらら、気づいたらおしゃれとは対極にいた、なーんてことにもなりかねません。
さらに、わたしのようなちびっこには、もう一つのリスクが。それはコーデュロイパンツは、着ている人を幼く見せるということ。若く見えるのならよいのですよ。でも、悲しいことに、小柄なアラカンのわたくしが着ると「年をとった小学生」のごとき姿になってしまうのであります。

　

　スッキリ見せること。大人っぽくまとめること。これを念頭に、今日は、キャメルのニット合わせですっきりワントーンのＩラインを作りました。　ニットはほのかな光沢のある薄手のメリノウール。ドロップショルダーのゆったりシルエットながら、すっきりしたタートルなので、ほっそり華奢見えします。モコモコとしたビッグサイズのニットをもってきたら小学生になってしまうところですが、これならなんとか大人っぽくまとまったのではないかなあ（と思いたい）。

↓　アウターは　ショートタイプのダウン。こちらのダウン、大きな衿のおかげで小顔効果抜群のお気に入りであります。上半身にボリュームが出るので脚がシュッと細長く見えるという効用も。

昼間はダウンいらずの暖かさ。考えてみたら、今年ほとんどダウンを着ていませんねー。
このままでいくと、近い将来、東京地方はダウンがいらない気候になってしまいそうな気もします。恐ろしいです。

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